
2026/1/28
看護師の“できること”は想像以上に広い。スキル記述から見る幅と活かし方

看護師としての経験は、職歴だけでは分かりきれない部分があります。今回のアンケートでは、自由記述されたスキルをすべて整理し、「どのような“できること”を持っているのか」を改めて分類してみました。
基礎的な看護技術から、急性期・在宅・小児・精神・手術室・美容まで、非常に多彩なスキルが寄せられています。働き方を考えるうえで、「自分のスキルはどんな場で活かせるのか」をイメージしやすくする材料としてまとめています。
※本データは、クーラ登録者情報のAI分析によって作られました。
スキル記述は“基礎〜専門”まで幅広く、総数80種類以上

自由記述されたスキルを整理すると、看護師が持つ経験は想像以上に多岐にわたっていました。採血・点滴・バイタル測定などの基礎的な手技は幅広い層に見られ、一方で呼吸器管理や救急対応、術前術後ケアといった専門性の高いスキルも複数存在しています。
また、小児・精神・在宅・急性期といった領域を横断して経験を積んでいる方も少なくありません。職歴だけでは分からない“個人の強み”が、スキル記述から立体的に見えてくる結果となりました。(※図内は回答の一部抜粋)
最も多いのは“基礎スキル”。入り口にしやすい経験が豊富

最も多く挙げられていたのは、どの医療現場でも求められる基礎スキル群でした。急性期を離れて長い方でも、これらの手技は継続して身に付いているケースが多く見られます。
そのため「専門領域がないと難しいのでは」と不安に感じる方にとっても、入口となる働き方を描きやすい状況です。短時間勤務やスポット勤務でも、これら基礎スキルを中心とした業務で十分に活躍できる可能性があります。
人工呼吸器・ECMO・手術室などの高度スキルも一定数存在

特徴的だったのは、登録者の中に高度医療の経験を持つ方が少なくなかった点です。人工呼吸器やECMO対応、HCU/ICUでの看護、救急外来、化学療法管理など、専門性の高いスキルが幅広く確認されました。
また、手術室での器械出し・外回り経験の記載も複数あり、周術期管理の経験を持つ方も見られます。こうした高度スキルは、医療機関にとって特定領域での配置可能性を広げる材料となりそうです。
経験は“点”ではなく“面”。働き方の幅を広げるヒントに
今回のスキル整理から、看護師の経験は決して限定的なものではなく、現場で求められる力として幅広く生かされていることが見えてきました。採血やルート確保などの基礎スキルは、短時間勤務やスポット勤務であっても「すぐに現場で活躍できる力」として評価されることが多くあります。
また、経験やスキルに不安がある場合でも、丁寧に教える前提で受け入れている医療機関も多く、安心して一歩を踏み出せる環境が整いつつあります。
「今の自分に何ができるのか」を振り返ることは、働き方の選択肢を広げる大切なプロセスです。今回の整理が、そのきっかけになれば幸いです。



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