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2026/1/28

クーラ登録者はどんな人?年代と働き方から見えるリアルな姿

コラム
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看護師として「働き方を変えたい」「そろそろ復帰したい」と思ったとき、自分と近い状況の人がどれくらいいるのかを知ることは、皆さんの安心材料のひとつになるのではないでしょうか。

今回、クーラ登録者100名分のアンケートを集計すると、年齢も働き方も一つの型にまとまらず、幅広い層が参加していることが見えてきました。ここでは、その“広がり”をデータから丁寧に読み解きます。

■年代は20代半ば〜40代後半が中心、35–39歳が最多

登録者の年代分布を示す棒グラフ。35〜39歳が19%で最多となり、25〜49歳が中心。

20代後半から50代前半までが幅広く登録しており、年齢レンジの多様性が見受けられます。30代後半の登録者数が特に多いのは、子育て等のライフイベントによる生活の変化により新しい職場を求める看護師が多いからだと分析できます。また、キャリア形成を考える上でもターニングポイントとなりやすい時期でもあります。ブランクからの復旧、キャリアアップのための転職、と様々な理由で30代後半は職探しの需要が多いようです。

一方で、20代前半はまだ看護師キャリアをスタートしたばかりで転職を考える時期ではないため、極端に少数になっています。「とりあえず3年間は今の職場で頑張ろう」という堅実な姿勢が反映されているように感じられます。

また、50代後半からも登録の割合は極端に下がります。多くの方が転職は50代前半がラストチャンスと捉えているようです。60代~70代でも看護師として活躍する方は多くいらっしゃいますが、慣れたところで安心して働きたいという気持ちが現れているように感じられます。

■希望する1日の稼働時間と週の稼働日数から見える「無理しすぎない働き方」

1日の稼働時間の分布を示す円グラフ。4時間程度が45%で最も多く、6時間程度が30%、8時間程度が14%。

希望する1日あたりの稼働時間を見ると、もっとも多いのは「4時間程度」45%で、次いで「6時間程度」30%と続き、4〜6時間帯だけで7割を超えています。

一方、「8時間程度」は14.0%にとどまり、フルタイム相当の稼働の人は離職中や転職の方を中心とし少数派でした。4~6時間という希望が目立つのは、ダブルワーク希望の方であったり、無理のない働き方を希望する二つの層があり、働き方の多様性を反映している」といえるかもしれません。

■登録者に共通する“期待とニーズ”の方向性

数値で見ると、年代や希望する働き方は幅広く分布していることがわかります。一方で、多くの看護師が立場は異なりながらも、「今の自分のライフステージや体力に合った、無理のない働き方を選びたい」という共通した価値観を持っていることが読み取れます。

「いきなりフルタイムに戻るのではなく、まずは負担の少ない形で現場に関わることで、感覚を取り戻し、自信を積み重ねていきたい」――こうした声は、働き方を見つめ直す過程にある看護師の心情をよく表しているのかもしれません。

こうした段階的な関わり方を選択できることは、キャリアや生活環境の変化を踏まえた働き方の一つといえるでしょう。実際に、働き方の選択肢が広がることで、「再び看護の仕事に向き合おうと考えるようになった」「今の自分でも続けられる働き方があると感じた」といった声も聞かれます。

これらのデータからは、年齢やキャリアといった属性だけでは捉えきれない、個々の状況に応じて働き方を選ぼうとする看護師の姿が浮かび上がってきます。

取材・執筆
株式会社アンダースタンド
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